山梨大学大学院 循環システム工学科
黒富士農場 敷地内施設
設置日 |
2011年3月
独立電源システム
・エアドルフィンMark-ZERO(Z-1000) ×1
・太陽光モジュール SM-100 ×
・RM-1000(エアドルフィン専用モニターコントローラ) ×1
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定格出力 |
約1120W
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使用目的 |
クロレラ培養システム用電源
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国内でも有名な鶏卵農場である黒富士農場の敷地内に設置されているこのシステムは、地元山梨大学の循環システム工学科の研究施設となっています。
周辺機器もコンパクトに。
隣接したこの温室には、山梨大学大学院循環システム工学科によるクロレラの培養システムが設備されています。そこに設置された周辺機器は、メンテナンスがしやすいレイアウトになっています。
蓄電された電源は、15m以上もあるクロレラの水槽の循環ポンプ・夜間用LED照明などに利用されおります。RM-1000により、風力・太陽光の発電データは管理され、研究データの一部になっております。
この水槽の向かいには、水槽内の水の温度を管理するためのシステムがあります。これらの水槽などもを含めた全てシステムの構築は、山梨大学の研究室の要望に応じ、弊社にて設計・施工を行いました。
急斜面への設置。
当たりや風向きに不利な場所が多い山間では、太陽光も風力も、設置場所を慎重に選定する必要があります。そういった事を考慮した結果、今回は柔らかい土壌の急斜面という、過酷な場所の設置となりました。(ゼファーの標準タワーキットに加え、追加のパイプを用意しての施工となりました。)